清流の音色に耳を済ませば・・・ 青森県 奥入瀬渓流
この3連休は、幸運にも台風から逃れ、ま~ったりといろいろな場所を訪れることができました
そんな青森の素敵な自然や歴史などの魅力をもっともっと紹介していきたいですね~
当分は、「ぽてとのまったり青森日記」に改名したほうがいいかも・・・というのは冗談で、まったりと日記を書いていきましょう
今日の日記は、清流の音色が響き渡る青森を代表する景観地でのお話です
【 撮影日 2014.10.5 青森県十和田市 奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう) 】
少しずつ肌寒くなってきた青森
週末の朝早くに訪れたのは・・・

青森県を代表する名勝地「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」です
焼山から子ノロまでの全長約14km続く渓流に多くの景観地がある人気トレッキングコースで、春夏秋冬の移り変わりで、さまざまな姿を見せてくれます
まずスタート地点となる「焼山(やけやま)」まで、バスで向かい、ここからがいよいよ奥入瀬渓流のスタートになります


ここから、終点「子ノロ」までは、徒歩でまったりと散策開始です

歩き始めて数分後、横に広がる渓流の風景をパシャ!

奥入瀬渓流の散策マップには、さまざまな景観地が記載されていますが、一歩一歩とまったりと散策していると・・・

道路脇ぎりぎりに聳え立つ雄大な巨大岩や

木漏れ日が射し込むブナの木々など、渓流だけでなく、私が立っている場所すべてが広大な大自然が織り成す美術館のように感じます
なので、画家たちも様々な景観スポットよりも・・・

自分が一番いいと感じた自分だけの渓流スポットで、ま~ったりとスケッチを楽しんでおりました
わたしもそんな画家たちと同じキモチ・・・なのですが、なにぶん奥入瀬渓流へ初めて来た初心者さんなので、まずは定番の景観スポットを押さえつつ、ま~ったりと私お気に入りの秘密のスポットを見つけていきましょう♪
歩き始めて約40分ほどで、最初の景観スポット「阿修羅の流れ」に到着しました


子の渓流の中で、最も美しいといわれる景観スポットで、落差のある大小さまざまにある岩肌を激しく流れていくその姿がまるで阿修羅みたいといわれています
今回の撮影では、三脚を使用して、スローシャッターで、渓流の流れを表現しています
1/100などの高速シャッターでは、渓流の流れが止まってしまいますが、1/10以下の低速シャッターにすることにより、渓流の流れがまるで白糸のように美しく表現できます
阿修羅の流れを撮影した後、再び上流に向けて、まったりと歩いてゆきます
今回の私の装備は、愛用の一眼レフ「NikonD600」とニコン大三元レンズの一つ「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」と広角レンズ「AF-S NIKKOR 16-35 mm f/4G ED VR」とスナップ用のズームレンズ「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR 」の3本構成
さらにベルボンの大型三脚と着替えやドリンクなどなど・・・
総重量約15kgのリュックサックになります(((゚Д゚)))
なので、秋の涼しい時期に訪れることができて、ラッキーだったなぁ~
これが真夏だったら・・・マジでやばかったですorz
それでも少し汗ばみつつ、ようやくたどり着いたのが

初秋の緑に彩られた滝「雲井の滝(くもいのたき)」です
落差約25mになる二段の滝、水しぶきもすごく間近で広角レンズで撮影しようとしたけど、水しぶきがすごくて断念orz
なので、ズームレンズで、滝の流れを切り取っていきます

そして、ちょうどそばにあった古木を主役にして、パシャ!

滝が主役ではなく、滝の周りの木々や古木などの大自然を主役にして、自然美を表現してみました
そして、ここから最後の景観スポットまで、大自然が作り出した奥入瀬渓流の素敵な風景を探しながら、まったりと歩いていきました
結構レンタサイクルや車でスルーして、景観地のみを見ていく人も多いのですが・・・


遊歩道脇から見える複雑な流れが織り成す渓流の造形美を見つけては、足を止め・・・まったりと眺めたり

遊歩道からちょっと離れたところで見つけた苔が美しい休憩所で、おにぎりとお茶で、優雅なひと時を楽しんだり

バスツアーの観光客がスルーしちゃう橋にだって・・・ちょっと立ち止まってみれば


ほら、こんなにも美しい風景が隠れていたんですよ~♪
鮮烈な渓流のメロディ、木漏れ日に照らされた大自然の美しさに感動しながら、ま~ったりと渓流巡りを楽しみんでいると、奥入瀬渓流の本流にあるただ一つの滝「銚子大滝(ちょうしおおたき)」に到着しました


さすが奥入瀬渓流の本流だけあって、ものすごい水しぶきが霧状になって、あたりに広がり、清流のメロディーも荒々しく迫力あります
真正面の撮影はよかったけど、真横の階段からの撮影は、レンズが水しぶきで濡れながらの撮影になったので、とっても大変でしたorz
よくよくあたりを見渡してみれば、道路沿いの歩道からもいい感じで撮影できるのでは・・・?と思い、迂回して道路から見下ろしてみれば・・・


なんということでしょう、階段を歩く人を待ちつつ、あんなにも水しぶきで濡れながら撮影した風景よりも、すっごくいい感じ撮影できたじゃありませんか щ(゜ロ゜щ) !!
探してみれば、こんなところに!!と思えるほど、奥入瀬渓流は、まだまだ隠れた絶景スポットがあるんだなぁ~
さらに春夏秋冬と四季折々の風景が広がっているのですから、私が青森にいたら、もう定番の撮影スポットになっちゃいますよー
私が訪れたときは、まだ紅葉していなかったけど、これから真っ赤に萌える紅葉と渓流のコラボレーションが楽しめそうですね~
次に訪れるときは、紅葉シーズンに訪れてみたいものです
青森の人気景観地「奥入瀬渓流」の水流と四季の緑が形作る美しい景色。、もし気に入っていただければ、下のブログランキングをぽちっとクリックしてもらえたら、すっごく嬉しい限りです♪ヽ(^-^ )
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