秋空に木魂する漢達の祭り
2012/10/01
台風が過ぎ去った清々しい秋空の沖縄より こんばんわぁ~
日曜日に夜勤が入っていたのですが、これは、わたしが前々から上司にお願いしていたのでした
なぜなら旧暦8月16日である今日が沖縄南部で、なんと300年余りに続く伝統的な祭りがあるからです
おかげで明日から二日間残業が入ってしまいましたが、この祭りを見た後の一言は・・・
なんくるないさ~
沖縄方言で、なんともないさ~という意味ですが二日間の残業がなんくるないさ~と思うくらい、このお祭りに熱狂し感動したからです
その祭りとは真栄里(まえざと)大綱引きです。なんと300年余りにも渡り古式の形態を残している伝統のある行事なのです
さて、そんな歴史のある祭りの舞台になるのは、沖縄県の南部にある真栄里(まえざと)の高台にあるメーミチ広場というところで行われます
午前11時過ぎにまずは、東(アガリ)のほうから大綱を背負った屈強な漢達がやってきました
【撮影日 2012.10.1 沖縄県糸満市真栄里(まえざと)メーミチ広場】


稲の収穫儀礼と豊作祈願と子孫繁栄の願いを込めて、雌綱と雄綱をカヌチという巨大な棒で結び、ここの住民が西(イリー)と東(アガリ)に分かれて引き合う豪快な綱引きです
メジャーなところで観光雑誌や旅行代理店などでの紹介で、毎年秋になると那覇大綱挽まつりがあります
双方別れて、大綱を引き合う迫力に魅了された人も多くいるでしょう
わたしも毎年行っていましたが近年観光客の増加やマナー違反を行うカメラマンや人々の影響で、那覇大綱挽まつりもなんだか一つのイベントに思え、最近は、撮影してもココロ踊らなくなってきました
なぜなら写せど写せどカメラマンばかり・・・というより綱を引く人よりもカメラマンが多くなってしまい、感動も薄れてしまったからです
そんなことを地元でできた友人と話していたところ、この祭りを教えていただいたのですb
ルールを調べたところこの祭りの決め事で重要なのは、大綱を引く人は、字の人(おそらくこの真栄里で生まれた人とわたしは、解釈しました)、字の人で、他の市町村に嫁いだ人、嫁に来ている人・・・つまり、この真栄里に住む住民だけが綱を引くことを許されているそうです
っと、前置きと解説が長々としてしまったので、ここからは、迫力ある写真で、この熱狂を伝えていきます
東(アガリ)の大綱が到着した後、少しして西(イリ)のほうからもう片方の大綱を背負った漢達がやってきました

西の大綱の前のほうでは、おっきな獅子に立ち向かう小さい猿の演舞が行われていました


演舞をしつつ東西準備を行っていました
そんな中、西の棒旗を持った青年をパシャ!

今年は、西が勝つぞ!と気合の握りこぶし・・・この後の大綱引きに向け緊張が高まってきます
そして、西にあったカヌチー棒という東西の大綱をつなぐ連結棒をパシャ!

東西の大綱の先端は、輪になっていて、このカヌテー棒でつないで、一本の大綱にするそうです
そして、大綱引き開始前、東西から3名の審判が中央に向かい合い互いにルール等の確認を行います

西(イリ)のほうは、ストレッチ等を行い、大綱引きに備えます

東(アガリ)のほうは、仁王立ちし、大綱引きの時まで、静かに待ちます

そして、東西の審判が話し終わり、中央線に近づきながら東西から、棒術や獅子舞を舞いながら、お互いの士気をどんどんと高めてつつ中央に向かいます
とても早い棒術・・・すごいの一言です


その後ろでは、獅子舞も高々と舞い演じます


東西、鮮やかで迫力のある棒術や獅子舞を舞いながら、どんどん中央まで近づいてきました

そして、東西の演舞者が中央に会ったときでした
突然東西の大綱のほうから漢達が、棒を叩き合いながらガーエー(戦い)を行いました
まずは東村のほうからパシャ!

多くの漢達が棒を高々とかかげ、相手に向かっていきます

西村のほうも負けてはいません、棒旗を高々と掲げながら士気を上げ、中央に向かっていきます

そして、東西が接近し、ガーエー(戦い)が始まろうとしました

お互い相手の顔が見えるくらいまで近づくと、もう一触即発!双方鬼気迫った顔つきで、相手に向かっていきます!!

・・・って、お祭りだよね~? みんな顔がめちゃくちゃ怖いよぉー

棒を使い自分の陣のガーエーを静止させようとする東西の審判も必死です

そして、お互いガーエーが落ち着いたら、大綱のほうに戻っていきます

いよいよ、この祭りのメインイベントになる東西の大綱引きが始まろうとしていました・・・(後半へ続く)
今回も読んでくれた皆さん ありがとうございました。後編は、明日以降に書いていきたいと思います。
なぜなら使用する写真の枚数が・・・とんでもないことになっているということです。
続きが気になる方、また次回読んでいただければ、とてもうれしいです。
日曜日に夜勤が入っていたのですが、これは、わたしが前々から上司にお願いしていたのでした
なぜなら旧暦8月16日である今日が沖縄南部で、なんと300年余りに続く伝統的な祭りがあるからです
おかげで明日から二日間残業が入ってしまいましたが、この祭りを見た後の一言は・・・
なんくるないさ~
沖縄方言で、なんともないさ~という意味ですが二日間の残業がなんくるないさ~と思うくらい、このお祭りに熱狂し感動したからです
その祭りとは真栄里(まえざと)大綱引きです。なんと300年余りにも渡り古式の形態を残している伝統のある行事なのです
さて、そんな歴史のある祭りの舞台になるのは、沖縄県の南部にある真栄里(まえざと)の高台にあるメーミチ広場というところで行われます
午前11時過ぎにまずは、東(アガリ)のほうから大綱を背負った屈強な漢達がやってきました
【撮影日 2012.10.1 沖縄県糸満市真栄里(まえざと)メーミチ広場】


稲の収穫儀礼と豊作祈願と子孫繁栄の願いを込めて、雌綱と雄綱をカヌチという巨大な棒で結び、ここの住民が西(イリー)と東(アガリ)に分かれて引き合う豪快な綱引きです
メジャーなところで観光雑誌や旅行代理店などでの紹介で、毎年秋になると那覇大綱挽まつりがあります
双方別れて、大綱を引き合う迫力に魅了された人も多くいるでしょう
わたしも毎年行っていましたが近年観光客の増加やマナー違反を行うカメラマンや人々の影響で、那覇大綱挽まつりもなんだか一つのイベントに思え、最近は、撮影してもココロ踊らなくなってきました
なぜなら写せど写せどカメラマンばかり・・・というより綱を引く人よりもカメラマンが多くなってしまい、感動も薄れてしまったからです
そんなことを地元でできた友人と話していたところ、この祭りを教えていただいたのですb
ルールを調べたところこの祭りの決め事で重要なのは、大綱を引く人は、字の人(おそらくこの真栄里で生まれた人とわたしは、解釈しました)、字の人で、他の市町村に嫁いだ人、嫁に来ている人・・・つまり、この真栄里に住む住民だけが綱を引くことを許されているそうです
っと、前置きと解説が長々としてしまったので、ここからは、迫力ある写真で、この熱狂を伝えていきます
東(アガリ)の大綱が到着した後、少しして西(イリ)のほうからもう片方の大綱を背負った漢達がやってきました

西の大綱の前のほうでは、おっきな獅子に立ち向かう小さい猿の演舞が行われていました


演舞をしつつ東西準備を行っていました
そんな中、西の棒旗を持った青年をパシャ!

今年は、西が勝つぞ!と気合の握りこぶし・・・この後の大綱引きに向け緊張が高まってきます
そして、西にあったカヌチー棒という東西の大綱をつなぐ連結棒をパシャ!

東西の大綱の先端は、輪になっていて、このカヌテー棒でつないで、一本の大綱にするそうです
そして、大綱引き開始前、東西から3名の審判が中央に向かい合い互いにルール等の確認を行います

西(イリ)のほうは、ストレッチ等を行い、大綱引きに備えます

東(アガリ)のほうは、仁王立ちし、大綱引きの時まで、静かに待ちます

そして、東西の審判が話し終わり、中央線に近づきながら東西から、棒術や獅子舞を舞いながら、お互いの士気をどんどんと高めてつつ中央に向かいます
とても早い棒術・・・すごいの一言です


その後ろでは、獅子舞も高々と舞い演じます


東西、鮮やかで迫力のある棒術や獅子舞を舞いながら、どんどん中央まで近づいてきました

そして、東西の演舞者が中央に会ったときでした
突然東西の大綱のほうから漢達が、棒を叩き合いながらガーエー(戦い)を行いました
まずは東村のほうからパシャ!

多くの漢達が棒を高々とかかげ、相手に向かっていきます

西村のほうも負けてはいません、棒旗を高々と掲げながら士気を上げ、中央に向かっていきます

そして、東西が接近し、ガーエー(戦い)が始まろうとしました

お互い相手の顔が見えるくらいまで近づくと、もう一触即発!双方鬼気迫った顔つきで、相手に向かっていきます!!

・・・って、お祭りだよね~? みんな顔がめちゃくちゃ怖いよぉー

棒を使い自分の陣のガーエーを静止させようとする東西の審判も必死です

そして、お互いガーエーが落ち着いたら、大綱のほうに戻っていきます

いよいよ、この祭りのメインイベントになる東西の大綱引きが始まろうとしていました・・・(後半へ続く)
今回も読んでくれた皆さん ありがとうございました。後編は、明日以降に書いていきたいと思います。
なぜなら使用する写真の枚数が・・・とんでもないことになっているということです。
続きが気になる方、また次回読んでいただければ、とてもうれしいです。
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