日本を代表する芸術家でもあり美食家でもあった北大路魯山人が若かりし頃に滞在した別荘「魯山人寓居跡(ろさんじんぐうきょあと) いろは草庵」
2021/01/18
日本を代表する芸術家でもあり美食家でもあった北大路 魯山人(きたおおじ ろさんじん)
「美味しんぼ」の海原雄山のモデルにもなるほど多くの人たちが知っている有名な人物ですが、驚くことに山代温泉に滞在していたそうです。
その当時に滞在していた別荘があるということで、さっそく見学してみることにしました~(*'▽')♪

【 石川県 加賀市 魯山人寓居跡(ろさんじんぐうきょあと) いろは草庵 】
北大路 魯山人がまだ若かりし頃は、福田 大観と名乗っていた時代
金沢の文人であった細野 燕台の紹介で、老舗旅館 吉野屋、九谷焼 須田菁華の刻字看板を彫るために山代温泉を訪れ、1915年秋から翌年の蕨の出る頃までの約半年間、吉野屋の別荘を仕事場として数か月滞在しておりました。
その当時滞在していた別荘が「魯山人寓居跡(ろさんじんぐうきょあと) いろは草庵」です。




庵の中は2階建てとなっており、1階には魯山人が山代温泉の旅館などの刻字看板を彫るため使っていた仕事場や作陶の合間に眺めていた庭園風景や書斎などが公開されておりました。




展示物は、魯山人が好んでいた言葉を詠った「春来艸自生」を書いた短冊の複製や魯山人が彫ったとされる吉野屋旅館の刻字看板「吉野家」の複製が展示されており、当時の魯山人の仕事の風景が思い浮かびます。

驚くことに山代温泉には、当時の魯山人が彫った彫刻看板が今でも使われており、なんとたちばな四季亭や大江戸温泉山下家といった日帰り入浴に行ったことのある旅館があるじゃないですかー!( ゚Д゚)!
あの時はただ単に珍しい木彫りの看板だなぁ~という感じでしか見てなかっただけに、次回日帰り入浴の際は絶対に写真に収めなければ!と新たな目標もできました(`・ω・´)
2階は2つの部屋があって、一つは山代温泉の旦那衆たちが好んだ謡の本(宝生流)などが展示してあり、もう一つは隠れ家のような納戸として利用された部屋です。



狭い部屋の中には、大量の詠の本や文学本が乱雑に置いてありました。
もしかすると、当時の魯山人にとって心許せる居心地のよい空間で、遊びに来た山代温泉の旦那衆たちと共に夜が更けるほど談笑していたのかもしれませんね~(*'▽')♪
北大路魯山人の文学や歴史に触れることのできる「魯山人寓居跡(ろさんじんぐうきょあと) いろは草庵」
建物の中はあまり広くありませんので、ゆっくり写真を撮影したい方は、平日もしくは休日ならば開館直後に訪れるのがお勧めです。
おまけ
魯山人と深い縁があったた吉野家旅館は、現在「山代温泉 総湯」となっております。



総湯の隣はお土産屋さんとなっており、名物の温泉卵が販売されております。
しかし、山代温泉に来たらぜひ食べていってほしいのが「温泉たまご付きソフトクリーム」です。


ソフトクリームの上に温泉卵がどーんと1つ、そこにかけられた専用の醤油と共に混ぜていただくという・・・初見さんから見たら絶対に美味しそうとは思えないほどインパクト大の一品ですが・・・不思議なことになぜか驚くほどうまい( ゚Д゚)!
山代温泉の温泉巡りの中でも特に古総湯は温湯ですので、お風呂上りの火照った体に最高のデザートですので、ぜひ食べてみてください(*'▽')♪
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「美味しんぼ」の海原雄山のモデルにもなるほど多くの人たちが知っている有名な人物ですが、驚くことに山代温泉に滞在していたそうです。
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北大路 魯山人がまだ若かりし頃は、福田 大観と名乗っていた時代
金沢の文人であった細野 燕台の紹介で、老舗旅館 吉野屋、九谷焼 須田菁華の刻字看板を彫るために山代温泉を訪れ、1915年秋から翌年の蕨の出る頃までの約半年間、吉野屋の別荘を仕事場として数か月滞在しておりました。
その当時滞在していた別荘が「魯山人寓居跡(ろさんじんぐうきょあと) いろは草庵」です。




庵の中は2階建てとなっており、1階には魯山人が山代温泉の旅館などの刻字看板を彫るため使っていた仕事場や作陶の合間に眺めていた庭園風景や書斎などが公開されておりました。




展示物は、魯山人が好んでいた言葉を詠った「春来艸自生」を書いた短冊の複製や魯山人が彫ったとされる吉野屋旅館の刻字看板「吉野家」の複製が展示されており、当時の魯山人の仕事の風景が思い浮かびます。

驚くことに山代温泉には、当時の魯山人が彫った彫刻看板が今でも使われており、なんとたちばな四季亭や大江戸温泉山下家といった日帰り入浴に行ったことのある旅館があるじゃないですかー!( ゚Д゚)!
あの時はただ単に珍しい木彫りの看板だなぁ~という感じでしか見てなかっただけに、次回日帰り入浴の際は絶対に写真に収めなければ!と新たな目標もできました(`・ω・´)
2階は2つの部屋があって、一つは山代温泉の旦那衆たちが好んだ謡の本(宝生流)などが展示してあり、もう一つは隠れ家のような納戸として利用された部屋です。



狭い部屋の中には、大量の詠の本や文学本が乱雑に置いてありました。
もしかすると、当時の魯山人にとって心許せる居心地のよい空間で、遊びに来た山代温泉の旦那衆たちと共に夜が更けるほど談笑していたのかもしれませんね~(*'▽')♪
北大路魯山人の文学や歴史に触れることのできる「魯山人寓居跡(ろさんじんぐうきょあと) いろは草庵」
建物の中はあまり広くありませんので、ゆっくり写真を撮影したい方は、平日もしくは休日ならば開館直後に訪れるのがお勧めです。
おまけ
魯山人と深い縁があったた吉野家旅館は、現在「山代温泉 総湯」となっております。



総湯の隣はお土産屋さんとなっており、名物の温泉卵が販売されております。
しかし、山代温泉に来たらぜひ食べていってほしいのが「温泉たまご付きソフトクリーム」です。


ソフトクリームの上に温泉卵がどーんと1つ、そこにかけられた専用の醤油と共に混ぜていただくという・・・初見さんから見たら絶対に美味しそうとは思えないほどインパクト大の一品ですが・・・不思議なことになぜか驚くほどうまい( ゚Д゚)!
山代温泉の温泉巡りの中でも特に古総湯は温湯ですので、お風呂上りの火照った体に最高のデザートですので、ぜひ食べてみてください(*'▽')♪
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