2012年 奥武島海神祭特集
今日は、昨日訪れた奥武島のお祭りに行ってまいりました。
撮影した枚数・・・1千枚・・・編集した時間・・・3時間・・・とても一回のブログでは、紹介できないくらい、素晴らしい写真の数々が出来上がりました。
なので、今日は全体の記事にしまして、明日から少しずつ紹介するサイドストーリー的な感じで、描いていきたいと思います。
皆さんも奥武島ハーリー特集を楽しんでいただければうれしいです。
今朝起きたは、5時ちょっとぐらい 昨日買ったパンをほおばりながら、車で奥武島へ向かいました。
早朝ということもあり、指定されていた駐車場も空いていました。
早速昨日訪れた神社へ向かうと・・・

昨日、船着場にあったハーリー船が奉納されていました。
沖縄では、旧暦5月4日はユッカヌピーといわれ、沖縄全土で海神祭でハーリー競技が行われる日になっています。
また、戦前の沖縄ではこの日、子供の健康や成長を願ってオモチャを買ってあげる慣わしがあったといわれています。
沖縄全土で、わたしがこの奥武島海神祭に興味を持ったのは、ここのハーリーの始まり歴史があったからです。
約400年前、中国の船が難破し、奥武島の島民が救出して、その御礼に観音像が贈られたという歴史があるからだそうです。
早朝、海神祭り前にこの神社で、ミシラギ御願が行われます。

村神人を中心に、区長、海頭、そして表にあるハーリー4隻がここで海の安全と平和を祈ります。
ここで祈りを終えたあと、ハーリー競技が始まります。
午前中は、本バーリーという競技で、東西分けた二つのチームで、5回競争し、勝敗を決します。
橙色の服を着ているのが東(あがり)ハーリーチームです。

そして、紫色の服が西(いりー)ハーリーチームです。

合計五本勝負、選手全員が全力でハーリーを漕いでいきます。

お互い一歩も譲らず、日ごろ練習した成果を遺憾なく発揮していました。

どの競技もお互い気迫のこもった勝負が続き・・・

しかし勝負なので、勝敗があります。
今年は、東ハーリーが勝利を収めました。

わたしは、勝敗よりも皆が全力を出し切ったこの試合、双方に祝福の拍手を送りました。会場にいる人達も気持ちは一緒でした。競技後に両方のチームにあふれんばかりの拍手が響き渡りました。
心地よい疲れのあと、自宅へ帰ると、一気に睡魔がきたので、少しお休みすることにしました。
起きてみたらもう夕暮れになっていましたが、この心地よい疲れと充実感に包まれながらの休日は、最高だったと思い、この海神祭の特集をわたし自身が納得いくまで仕上げようと心を新たに日記を書こうと決心した沖縄のよるでした。
追伸 本日沖縄では、太平洋戦争における沖縄戦の終結した日として「慰霊の日」になっております。
正午に全島人は、黙祷をささげ、沖縄戦における戦争の犠牲者に対し冥福を祈り、そして世界の恒久平和を祈る日になっています。
こんな悲惨な出来事が二度と起こらないよう世界中の皆様、平和な世界が訪れることを願っていただければ幸いです。
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