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08 2019

福井県の伝統工芸品「越前和紙」の生まれ故郷  日本で唯一の紙の神様が祀られた新緑の神社

福井県を代表する名産品「越前和紙(えちぜんわし)」って知っていますか?

和紙のなかでも、品質・生産量・種類が日本一と称されており、現在でも卒業証書や証券書などでも活躍する日本古来からの伝統工芸品です。

古くから国内外の多くの芸術家達に愛用され、今もなお進化し続けてきている福井県の越前和紙

その生まれ故郷でもあり、全国で唯一紙(かみ)の神様を祀る紙祖神岡太・大瀧(しそじんおかもと・おおたき)神社に参拝してまいりました。

梅雨のしっとりとした雰囲気に包まれた境内には、素晴らしい風景が広がっていたのでした。


【 2019.6.22   福井県 越前市   紙祖神 岡太・大瀧(しそじん おかもと・おおたき)神社 】


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福井の越前和紙の歴史は、今から約1500年前、この地に現れた一人の女神が貧しい村里の村人に伝えたのは「紙漉きの技」でした。

この女神は、後に「川上御前」とあがめられ、岡太神社に祭るようになったという伝承があります。

日本には紙漉きの産地は他にも存在するが、紙の神様はこの場所にしか存在しない


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そんな日本で唯一の神の神様がいらっしゃる神社の境内は、梅雨のしっとりとした雰囲気に包まれておりました。

少し小雨が混じっていたおかげ?で、全く参拝客がいない静寂に包まれた参道を散策してゆきます。

甘梅雨に濡れる碧苔に杉の森の中に続く石段を登っていくと、岡太神社・大瀧神社の本殿と拝殿が見えてきました。


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この社殿は、天保15年(1844年)に予定されていた式年大祭に備え、曹洞宗本山永平寺の勅使門を作り上げた名棟梁「大久保勘左衛門」の手になる建築です。


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一番の見所は、何といっても精巧で緻密な彫刻が掘られた社殿、そして押し寄せる幾重もの波のような複雑な躍動感があふれる屋根づくりです。


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社殿の正面や側面、そして人が見る事の無い裏面にまで掘られた獅子、龍、鳳凰、草花に中国の故事を題材とした緻密で精巧な彫刻

あまりにも芸術的な神社は国の重要文化財にも指定され、国内外の有名な寺院カメラマンからは「この本殿の美しさを語るには、雨空のしっとりとした雰囲気でないとダメだ」とわざわざ梅雨の雨の中で撮影をしており、海外の寺院仏閣の雑誌にも紹介されるほどの芸術性を持っています。

そんなわたしも過去に訪れた寺院では見られなかった精巧な職人の世界に本当に感激してしまい、ただただ見入ってしまいました( ゚Д゚)!

また社殿以外にも魅力的なセカイが広がっており、催事に使う倉庫や本殿の脇にある拝殿の中にある木造十一面観音菩薩坐像なども見所の一つです。


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越前和紙の生まれ故郷の山奥にひっそりと佇む日本で唯一の紙の神様が祀られている「紙祖紙 岡太神社・大瀧神社

福井県は、北陸3県の中でも観光スポットが少なくぱっとしない印象が今でもあるそうです。

わたしも福井県=東尋坊というイメージしかなかったのですが、この神社に訪れて

改めて福井県には、まだまだみんなが知らない隠された素敵なセカイの原石が隠れているという実感が湧きました( ゚Д゚)!

かくいうこの神社も観光パンフレットの1行にちょこっとしか掲載されていなかったスポットみたいで、今後も福井県に訪れた際は、小さな観光スポットにも注目して散策してゆきたいと思います!!



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