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18 2018

伊江島の美しい景観のなかに隠された悲しい戦争の爪痕をたどって・・・

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【 沖縄県 伊江島   伊江島戦史巡り 】


リリーフィールド公園を後にまったり伊江島ポタリング
途中見えてきたのが伊江島タッチューこと城山と花畑のコラボ


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お昼になって雲が目立ち始めたのがちょっと残念( ;∀;)
昨年は、みごとな晴れ空だったのでビーチや城山展望台からの絶景撮影をしていたのですが、今年はちょっとむりっぽorz

ということで、ちょっと遅めのランチタイム
今回訪れたのが、伊江島で創業40年の老舗レストランエースバーガー


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お目当ての伊江牛を使ったハンバーグ・ステーキは、とってもジューシーで絶品でしたぁ~♪(´~`)
いつもなら、ゆり祭り撮影で行く事が出来なかったお店だったので、曇り空に感謝?かなぁ~??

お腹もいっぱい元気いっぱいになったところで、今年の伊江島ポタリング 出発です!
伊江島には、大自然が創り出した美しい風景が広がっています
そして、悲しい戦争の爪痕を数多く残す島でもあるのです

まず初めに訪れたのが、伊江島中央公民館


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そのすぐ隣にあるのが公益質屋跡です


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1929年に政府の融資を受けて設立された村営の金融機関でありましたが、当時は世界大恐慌期で村財政や村民の生活も苦しかった時代であったため、高利貸の暴利に泣く貧民を救う福祉施設でありました

しかし第二次世界大戦時、伊江島には日本軍の飛行場があり、それを巡って日米双方の激しい激戦の地となりました
島の集落は、米軍の艦砲射撃により瓦礫と化してしまいましたが、この施設のみ鉄筋コンクリートの建造物が今でも残っているのです


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建造物は原型が辛うじて残っている状態で、コンクリートの壁には無数の弾痕や艦砲射撃の破片痕が今でも残っております


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痛々しいその姿は、平和が当たり前になってしまった現代社会に戦争の恐ろしさを今でも伝えているように感じます
そして、次に訪れたのが伊江島の戦いの目標となった飛行場跡です


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今は米軍補助飛行場となっていますが、かつて伊江島の戦いの後、ここから多くの爆撃機が日本本土に空襲を行うために日夜飛んでいく姿を想像するとゾッとします(/ω\)

その飛行場から数百メートルの場所にあるのが、子宝祈願のビジル石で知られる聖地ニャティヤ洞です


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エメラルドグリーンの伊江島ブルーが広がる階段を下りていくとそこは島民が大切に守り続けた聖地となっています


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洞窟の右側には、子宝祈願で知られるヒジル石があります


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なかなか赤ちゃんができない女性がこのビジル石を持ち上げると、子宝に恵まれるといういい伝えがあります

そして、お腹に赤ちゃんがいる人がこの石を持ち上げて男女どちらの赤ちゃんが生まれてくるかがわかるともいわれています
重いと感じたら男の子が、軽いと感じたら女の子が授かると伝えられています

それだけならば、聖地とされているニャディ洞ですが、ここはもう一つの呼び名があります
その名が千人洞(せんにんがま)


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伊江島の戦いでは、多くの島民たちが銃撃や爆撃から逃れるために身を隠した巨大な洞窟
洞窟の地形から遠くからだと見つけられないことから、奇跡的に米軍の目を逃れた防空壕なのです

色々なガイドブックには、ハートの形をした洞窟とか洞窟の間からみれるちゅら海が綺麗と掲載されています
しかし、当時の人たちにとっては洞窟の切れ目から見えたのは、無数の米軍艦隊と上陸してくる米軍の姿なのです

綺麗な風景ばかり目に止まる聖地ですが、悲しい戦争の歴史を後世に残す貴重な洞窟でもあったのです


そして、衝撃的な戦争の爪痕を紹介します
それは、港に向けて走っていた道端にヒッソリとありました


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なんと4門の銃が付いた対空機銃です
こんなものが民家のすぐそばに放置されているのには、さすがに背筋が凍る気持ちでした


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伊江島は、離島ならではの素晴らしい伊江ブルーのちゅら海や城山展望台からの大パノラマを楽しめる素晴らしい観光地です
わたしも毎年この時期に訪れ、素敵なちゅら海を巡ってきましたが、今年のポタリングでは改めて戦争の恐ろしさを体験しました

美しい景観地に隠れたもう一つの悲しい戦争の歴史
もしも伊江島に訪れたときは、目をそらさず戦争の歴史と向き合ってみてください

きっと今が当たり前のような平和と幸せをもっともっと有難く大切にしていこうという思いが生まれると感じた伊江島戦史巡りのお話でした



いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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